やはり最後は金の力。という事
叔母の老人ホーム入居が1週間足らずで決まったのは
実は本当にスゴいことだったらしい。
包括支援センターの人も、病院の人も、民生委員の人も
めちゃくちゃ驚いてた。
ホームを2年も待っている知り合いには
どんな手を使ったの?!と聞かれた。
奥の手はズバリ、金である。
金に糸目をつけなければ、いくらでも見つかるし直ぐに入れる施設はある。
今回も3人待ちと言われていたが3日でキャンセルが相継いだが
実際のところは、急に順番が回ってきて金が用意できなかったんだと思う。
叔母は80数年、それそこ爪に火をともすようなつましい生活を送ってきた人だった。
会社を定年退職後は、クラブツーリズムの格安旅行を年に数回。
それ以外は趣味もなく賭け事も浪費も全くせず地味に暮らしてきた。
今回は、ある意味それが報われたのかもしれないと思う。
結婚もしてないし子供もいないので、ある意味お金の使いようがなかったのかもしれないが、今回のホーム入居に際してはやっぱり決め手となる資産があったのが重要だったのだろう。
今日も荷物を運びを手伝いに部屋を訪ねたが(入居は明後日でまだ準備中)
これから叔母が生涯3食昼寝付の生活をするであろう部屋は、午後の日差しの中で緩やかな時間が流れていた。