ありのままの母
忙しくなればなるほど、母がありのままに生きているのが目立ってくる。
一言でいえば傍若無人。
「だってホントのことじゃない!」というのが彼女の鉄板の言い訳だが
大人としてはほんとのことだとしても、口にしていいかどうかは
常識で判断してほしい。
そんな後始末をするのはこっちなんだからさ。
ありのままに生きてる人のまわりの人がどれだけ苦労しているのかは
きっと本人にはわからないんだろうな。
本人なりには苦労だか悩みだかもあるんだろうけど、フォローする方にしてみれば、いい気なもんである。
病気だから、高齢者だから、障碍者だからという理由でやりたい放題。
うっかり文句を言おうものなら叩かれるので黙って耐える。
真面目に働いている人が報われない、こんな世界に意味があるのか。
ふと、そんなことを思ってしまったら、梅がきれいだなと癒された。
鶯もいるんだけど見えないかなー。