昨日の続き:人を使い捨てにする現場
ところで、昨日書いたスポーツクラブは中々にハードな職場らしい。
某ライ〇ップと同じで、トレーナー個人に営業ノルマがあるらしく
やたらと商品やサービス購入を薦めてくる。
そしてそのノルマがめっちゃキツイんだろなというのが
1年も通っているとよく見えてくる。
このスポーツクラブには、ほぼ毎月新しいトレーナーが入ってくる。
たいていは体育大学出身で、自身も何かスポーツをやってた過去があり
プロにはなれなかったかもしれないけど、ちゃんと勉強してきているので
筋肉などの体の構造には詳しいので、すごく的確にトレーニングやストレッチを教えてくれる。
ほんの一か所動きを変えるアドバイスを受けただけで
劇的に効果が上がる(=筋肉痛になる)のは
さすがはプロだなあと思う。
が、熱心に教えてくれるのは入って半年までのトレーナーだ。
それ以降は、大体以下の3つのパターンになる。
1、いなくなる(多分辞めたと思われる)
2、指導がおざなりになり、営業トークがうまくなる
3、顔色が死人のようになりつつ、がんばって指導しているが過労死寸前。
要するに、入社半年くらいで上手いこと営業スキルを身につけないと
めっちゃイジメ(しごき)られるらしい。
それに耐えきれず去っていくか(1)、営業が上手になるか(2)
根性でしごきに耐えるか(3)なんだと思われる。
営業がうまくなると指導の場に直接出てこなくなるので、
実際に動いているのは入っては消えていく情熱のある新人たちである。
新人が疲れ切って脱落する頃には、次の新人が入ってくるので問題ない。
見事な使い捨ての構造だと感心した。
商売なんである程度はしょうがないとおもうけど
すっごく熱心に教えてくれてたK君とかC君が
だんだんとやつれていっていつの間にかいなくなり
口先ばっかりのうさんくさいFとかMが残っているのは納得いかないし
そいつらだっていつまでいるのか分かったものじゃない。
ろくでもないところだな~と思いつつ
営業攻勢にまけて年契約をしてしまったのでしばらくは通うけど
次はもういいかな。うん。